ドコモの有料サービス「ケータイ補償 お届けサービス」を利用している「Xperia Z SO-02E」のユーザは気をつけた方がいいかもしれない。故障してしまった場合に、故障端末をリフレッシュ品と交換できない可能性がある。 ※リフレッシュ品とは、ユーザから回収した電話機に故障修理、外側カバーの新品交換、品質の確認を行った上で、新品同様の状態に初期化した電話機のこと。
リフレッシュ品が在庫切れか
価格ドットコムのクチコミ掲示板に寄せられたユーザ投稿によると、「ケータイ補償 お届けサービス」を利用して水没故障したXperia Zを交換してもらおうとしたところ、リフレッシュ品の在庫切れにより他機種との交換を余儀なくされたとのこと。 同ユーザは、最後の投稿で次のようなコメントを残している。
経緯の概要
経緯の概要は以下のとおり。 ※1…Xperia Z SO-02Eは防水対応(IPX5,7)。※2…水濡れによる故障は、修理代金安心サポートの対象外。修理の場合は高額の料金がかかる。
「ケータイ補償 お届けサービス」とは
「ケータイ補償 お届けサービス」は、水濡れや紛失・全損などのあらゆるトラブルを補償し、原則として同一機種・同一カラーの携帯電話(リフレッシュ品・新品電池含む)を1~2日以内に直接ユーザに届けるサービス。月額料金は294円または399円。ドコモによれば契約数は3700万件を超えている。
ドコモは、サイト上で「同一機種・同一カラーの交換電話機のご提供が在庫不足により困難な場合は、別途当社が指定する機種またはカラーの電話機をお送りいたします」と説明しており、契約上も同様の規定がある。 しかし、発売後1年未満の機種のリフレッシュ品を確保できていない状況が事実であるとすれば、有料サービスとしての品質を疑われても仕方がないだろう。なお、Xperia Zは今年6月には生産を終了している。