Twitter(ツイッター)でツイートを検索する際、膨大な数の検索結果が表示されて目当てのツイートが見つからないことがあります。そんなときは「除外検索」のコマンドを使うのが便利です。特定のキーワードやアカウント、ユーザー名を検索結果から除外すれば、目的のツイートにたどり着ける可能性が高まります。 本記事では、Twitterの検索から特定のキーワードやアカウント、ユーザー名、言語を除外する方法をまとめて解説します。

Twitterの「検索コマンド」とは?

Twitter検索の基本 Twitterでツイートやアカウントを探す際に欠かせない「検索」の機能。通常は検索タブ[]を開き、画面上部の窓にキーワードを入力して検索します。 ところが、膨大な数の検索結果が表示されてしまい、目当てのツイートやアカウントが見つからないというケースもあるでしょう。そこで役立つのが「検索コマンド」です。

左:特定のアカウントからのツイートを検索(「twitter」を含む@appllioの投稿のみ検索)右:特定の日付以前のツイートを検索(2020年6月1日以前に投稿された「アプリオ」を含むツイート) 検索コマンドを活用すると、たとえば特定のアカウントから投稿されたツイートだけを検索したり、特定の日付以前のツイートを検索したりといった絞り込みが可能です。 本記事では、検索コマンドの中でも利便性が高い「除外検索」をピックアップし、詳しく解説します。特定の要素(ユーザー名やキーワードなど)を除外するだけでも、だいぶ検索結果が絞られるはずです。なお、Twitterの検索コマンド全般については、下記記事を参照してください。

Twitterの「除外」検索コマンドの使い方

Twitterの除外検索は、検索コマンドの最初に「-(マイナス)」を付けるだけ。これで、特定の要素を除外した検索結果を表示できます。 今回は、特におすすめしたい「キーワード」「アカウント」「ユーザー名」「言語」の除外検索について解説します。もちろん、複数の検索除外コマンドを組み合わせることも可能です。

特定のワードを除外する

検索の除外における基本となるのが、特定のワードの除外です。検索結果に表示したいワードに加えて、除外したいワードに「-(マイナス)」をつけて検索しましょう。 上記の例の通り「アプリオ -twitter」と検索すると、「アプリオ」の検索結果から「twitter」という言葉を除外した検索結果が表示されます。また「アプリオ -#twitter」のように、ハッシュタグを検索から除外することも可能です。この場合、「アプリオ」の検索結果から「#twitter」のハッシュタグが除外された検索結果となります。 Twitter「ハッシュタグ」の使い方──付け方や検索方法、反映されないときの対処法など

特定のアカウントを除外する

Twitterでは、ツイートだけでなくアカウントの検索も可能です。検索タブ[]からキーワードを検索したら、[ユーザー]を選択すると、アカウント名に検索ワードを含むアカウントが表示されます。 このとき、特定のワードに「-(マイナス)」をつけて検索すると、そのワードが含まれたアカウントを除外することができます。 たとえば、[ユーザー]で「Twitter -ファッション」と検索すると、本来「Twitter」の検索でヒットするはずの「Twitterファッション」(@TwitterFashnJP)のアカウントが検索結果から除外されます。このように、アカウント名に特定のワードを含むアカウントを除外して検索します。

特定のユーザー名を除外する

検索結果から、特定のユーザー名によるツイートだけを除外する方法です。検索したいワードに「-from:(ユーザー名)」を入力します。ユーザー名は「@〜」から始まる英数字です。 上記の例では、「アプリオ」という検索結果からユーザー名「@appllio_hanako」によるツイートが除外されます。@appllio_hanakoが「アプリオ」を含むツイートをしていても、検索結果には表示されません。

特定の言語を除外する

この例では、@appllio_hanakoのユーザーIDは「1095555426920230913」だとわかる 「ユーザー名」と「ユーザーID」が混同している人も少なくないようですが、この2つはまったく別物です。ユーザーIDは、アカウント作成時に自動的に割り振られる数字の組み合わせで、普段Twitterを利用しているうえで利用することはほとんどありません。 Twitterは世界中で使われているSNSのため、検索結果に英語などの外国語が表示されることもあります。検索結果から特定の言語を除外することも可能です。 「-lang:」の後に言語を指定するコマンドを入力しましょう。たとえば日本語は「ja」、英語は「en」なので、上の例のように「appllio -lang:en」と検索すると、「appllio」の検索結果から英語が除外された検索結果が表示されます。 言語を指定する主なコマンドは以下の通りです。「-lang:ja」なら日本語を除外、「-lang:en」なら英語を除外となります。

複数を除外して検索も可能

複数の検索除外コマンドを組み合わせて検索することも可能です。 たとえば「天気 -東京 -from:TwitterJP」と検索すると、「天気」のワードを含む全ツイートから、「東京」のワードを含むツイートと@Twitterjpによるツイートを除外した検索結果が表示されます。 除外以外のコマンドと除外のコマンドを組み合わせることもできるので、より細かく検索したい場合は活用してみるといいでしょう。

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