本記事では、mineoからahamoに乗り換える前に確認しておきたいメリットとデメリットをまとめてみました。最後に、乗り換えに向いているのはどんな人なのかもまとめています。 また、ahamoはデータ容量20GBを使い切ると速度制限になりますが、それでも送受信時最大「1Mbps」の速度で利用できます。mineoは最大通信速度が「200kbps」に制限されるので、それに比べるとahamoの1Mbpsは5倍の速さです。 1Mbpsの速度は、多少読み込みに時間がかかるケースもありますが、WebサイトやSNSの閲覧などは問題なくおこなえるでしょう。 ビジネスなどで通話する機会が多い人であれば、ahamoを選んだほうが料金を気にせず使えるでしょう。 対するmineoは、以下の手続きに手数料が発生します。 端末でSIMカードとeSIMの両方を設定すれば、スマホを2台持ちすることなく1つの端末で2つの回線を利用できるようになります。 残念ながら、mineoはeSIMに対応していません。電話番号やモバイル回線を1つの端末で使い分けたい人などは、eSIMに対応したahamoのほうがメリットが大きいでしょう。 5Gが繋がるエリアはまだ少なく、4Gのみで運用しているユーザーも多いでしょう。しかし今後は5G対応エリアが拡大される予定であり、無料で使えるのはうれしいポイントです。 データ容量も1GB・5GB・10GB・20GBから自分に合ったものを選べるので、あまりデータ量を使わない人はmineoのほうが毎月のスマホ代を安く抑えられます。 最大1.5Mbpsという速度は高速とは言えないまでも、SNSの利用やWebサイトの閲覧、動画コンテンツの視聴であれば快適に使えます。ただし混雑回避のための速度制限があり、3日間で10GB以上利用すると通信速度が最大200kbpsに制限されてしまう点には注意が必要です。 ahamoにはこのようなデータ使い放題のオプションはないので、毎月のデータ量20GBを超えた分は1GBあたり550円で追加購入するしかありません。 しかし、ahamoは非常にシンプルなプランで、家族割引もデータ容量をシェアできるサービスもないため、お得感がないと感じる人もいるかもしれません。 反対にmineoは、mineoショップや提携する家電量販店などで、新規契約やプラン変更、データ移行や初期設定のサポートを受け付けています。電話・メールフォーム・チャットでの問い合わせも可能です。無料サポートという面では、mineoのほうが手厚いといえそうです。 mineoでは、平日のお昼や通勤・帰宅時間帯など利用が集中するときは、どうしても通信速度が遅くなってしまいます。ahamoであれば、安定したドコモのネットワーク回線を利用できるので、時間帯によって通信速度が落ちる心配はないでしょう。 mineoは10分以内の通話がかけ放題となるオプションも提供していますが、10分以上の通話は追加料金がかかります。月額924円の「通話定額30(月間の通話時間30分まで)」や月額1848円の「通話定額60(月間の通話時間60分まで)」といった通話オプションもあるものの、規定の通話時間を超えれば通話料金が発生してしまいます。 通話時間が長くなる傾向の人は、mineoよりもahamoのほうがお得です。 mineoユーザーはネット上での手続きやサポートに抵抗がない人が多いと思われますが、これまでも店舗を利用せずに対処してきた人であればahamoへの乗り換えも問題ないでしょう。