ただ気になるのは、送信を取り消した事実が相手にバレないのか、また通知でメッセージ内容を知られる可能性はないのか、といった点でしょう。 そこで本記事では、LINEでメッセージを取り消す方法や、その効果を紹介した上で、通知、履歴も消せるのかなど、仕様面について詳しく解説します。 自分が送ったものであれば、メッセージだけでなく、さまざまコンテンツが送信取り消しの対象となります。 ただ、万が一相手がバージョン7.12.1未満のLINEアプリを使っている場合、相手のトークルームからメッセージは消えません。といっても、バージョン7.12.1は約4年前のリリースなので、相手がこのバージョン以下である確率はかなり低いといえるでしょう。 一方で、「削除」したメッセージは同期されません(自分のLINE画面からのみ消える)。たとえば、LINEアプリで「送信取り消し」と間違えて「削除」してしまったメッセージを取り消したいときは、PC版/iPad版から送信取り消しするという手があります。 ただし、アプリ使用前に受信したメッセージはさかのぼって確認できない点に注意が必要。既読回避アプリが受信できるのは、アプリのインストール後、適切な設定が済んだ後に受信した新規メッセージだけです。それ以前に取り消されたメッセージを復元して読むことはできません。 この履歴は自分のトーク上では削除できますが、相手のトーク上からは削除できません。メッセージ内容はバレなくても、送信取消をしたという事実は必ず相手に知られてしまう仕様なのです。 iPhoneでは必ず表示されますが、Android端末の最新バージョンだと表示されないこともあります。 送信取り消しをすると、この通知バッジも元の状態に戻ります(他に未読メッセージがある場合はバッジ上の数字が減り、ない場合は通知バッジごと消える)。 筆者の検証したAndroidスマホ(末尾参照)では、送信取り消しを実行すると同時にこのプッシュ通知も消えました。したがって、送信取り消し済みのメッセージがロック画面上に通知として残る心配はないでしょう。 ただ、当然リアルタイムでスマホを操作している場合は、プッシュ通知上で送信者とメッセージ内容を確認できてしまいます。通知が残らないからといって、内容がバレていないとは言い切れません。 メッセージ内容自体は見られず(ロック画面などに残らず)に済みますが、送信取り消しをした事実がより強調されて伝わってしまうのが気になるところです。 この履歴を見て、悪口を書かれていたのではないか、などと逆に相手に怪しむ人もいるかもしれません。取り消し後は、フォローのメッセージを一言送っておくとお互いにモヤモヤせずに済むでしょう。 とはいえ、前述したようにメッセージ自体はロック画面上や通知センターに残りません。スマホの操作中(ロック解除中)にLINEトークのプッシュ通知が届いた場合や、相手が既読回避アプリを利用している場合を除いて、メッセージ内容を確認される可能性はかなり低いといえます。
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January 9, 2023 · 1 min · 14 words · John Ziegler