多くの人が、コミュニケーションツールとして利用しているLINE。基本的なメッセージのやりとりに加えて、知っていたらもっと効率よく、もっと快適にトークができるテクニックがあります。アプリオ編集部が厳選する、LINEトークのメッセージ送受信を極める10個のテクを紹介します。
LINEのトーク一覧(リスト)画面で使えるテク
LINEで「トーク」タブを開いた画面、いわゆるトーク一覧(リスト)画面で使えるテクを紹介します。
その1:未読メッセージを一気に「既読」にする
公式アカウントからのメッセージや、グループラインのメッセージが溜まりに溜まって、すごい数の未読数がつくことがあります。いちいちトークルームを開いていたらキリがないときに使えるのが、「一気に未読を既読にする」テクです。
iPhone版LINEの場合
Android版LINEの場合
その2:既読をつけずにメッセージを読むテク
LINEでは、受信したメッセージを開くと(相手のトーク画面に)「既読」がつきます。この既読をつけずにメッセージを読む方法を紹介します。
iPhone版LINEの場合
iPhone版LINEを使っているのであれば、「3D Touch」(3Dタッチ)を利用した方法が便利でしょう。
ロック画面またはホーム画面にLINEメッセージの通知が来ている状態で、既読を付けずにメッセージを読めます。
トークルームで3Dタッチを利用する場合 トークルームに溜まった未読メッセージを3Dタッチで表示させ、既読を付けずに読む方法もあります。 3Dタッチを利用した既読回避方法は手軽ですが、長く押しすぎたり、スライドがうまくいかなかったりすると、既読がついてしまうため注意してください。
また、3Dタッチ機能を搭載していないiPhoneでも、ロック画面・ホーム画面の通知メッセージであれば、既読をつけずに読むことができます。
Android版LINEの場合
Android端末では、iPhoneのように3Dタッチ機能で既読を回避するテクニックが使えません。代わりとなるのが、「ちらみ」などのサードパーティ製のLINE既読回避アプリです。 アプリ「ちらみ」をインストールしたら、規約などに従って初期設定をおこないます。
アプリ「ちらみ」の画面 LINEでメッセージが来たら「ちらみ」アプリを起動してメッセージを読むだけ。LINEのトークは開いたことにはならないため、既読がつかずに済むというわけです。 詳しい使い方は下記記事でも解説しています。
LINEのトークルーム内で使えるテク
LINEで送ったメッセージを相手の画面からも取り消したり、大事なメッセージを忘れないようにトーク上部にピン留めしたりと、トークルーム内で便利に活用できるテクニックを紹介します。
その3:「送信取り消し」で送ったメッセージをなかったことに
LINEには送ってしまったメッセージを、自分の画面だけでなく相手の画面からも削除できる「送信取り消し」という機能があります。相手がまだメッセージ内容を目にしていなければ、なかったことにできます。 メッセージの送信取り消し手順は以下の通りです。 ただし、相手のトーク画面には「○○がメッセージの送信を取り消しました」と表示されます。相手があなたとのトーク画面を見れば、メッセージが取り消されたこと自体は知られてしまうというわけです。
その4:「アナウンス」で大事なメッセージをトークにピン留め
忘れたくないメッセージ内容を、トークルームにピン留めできる「アナウンス」機能があります。メッセージのやりとりをしているうちに、特定のメッセージが流れてしまうのを防げます。
アナウンス機能を利用して、特定メッセージをピン留めする手順は以下の通り。お店の予約日時や、注意事項などをアナウンスしておけば、わざわざメッセージを遡らずに詳細が確認でき便利です。 また、複数のメッセージをアナウンスすることも可能です。最新のアナウンスが画面上部に表示され、残りのアナウンスは[∨]をタップして開くと表示されます。
その5:「リプライ」で特定のメッセージに返信できる
LINEトーク、とくに複数人・グループトークでは数人でメッセージのやりとりをしているため、誰のどのメッセージに返事をしたのかがわかりにくい場合があります。そんなときに使えるのが、特定のメッセージに返信ができる「リプライ」機能です。
リプライしたメッセージは、最新のメッセージとしてトークに送受信されます。リプライメッセージをタップすれば、そのメッセージまで遡ることが可能です。
その6:「位置情報」を送って現在地などを知らせる
「位置情報」をLINEのトークで簡単に送ることができます。たとえば、今いるお店(現在地)をグループトークで共有したり、特定の場所を指定して地図で相手に知らせたりするのに便利です。
トークルームに位置情報が送信されます。相手はこれをタップすれば、地図(Googleマップ)が表示されます。
その7:スタンプ入力画面の表示順を使いやすく変更する
購入・無料でゲットしたLINEスタンプを管理できる「マイスタンプ」機能。トークでスタンプを送るときの入力画面で表示される順番を、自分の使いやすいように並び替えることも可能です。
トークのスタンプ入力画面では、並び替えた順番通りにマイスタンプが表示されるようになります。
LINEのグループ/複数人トーク限定で使えるテク
グループトーク・複数人トークでのみ使えるテクを紹介します。
その8:「@メンション」で特定の友だち宛てにメッセージを送る
グループトークや複数人トークで、特定の友だちに対してメッセージを送りたいときに使えるのが「メンション」です。
メンションでメッセージを送るには、まずメッセージ入力欄に半角の「@」を入力します。あとはメンションしたい相手を選択し、メッセージをいつもどおり入力して送信するだけです。
メンションされた側の画面 メンションされた側は、メッセージの通知やトークルームでメンションされたことがわかるようになっています。
LINEのトーク設定で使えるテク
トークの設定を変えるだけで、メッセージの送受信が便利になるテクを紹介します。
その9:「改行・Enterキー」で即メッセージを送信できるようにする
通常LINEでは、メッセージ入力時に改行キーやEnterキーをタップしても、そのメッセージ内で改行されるだけで、送信には送信ボタンを押す必要があります。ただ、もっとテンポよく送信したい場合には少し面倒です。 そんな人は、キーボードの改行キーやEnterキーをタップすれば即座にメッセージが送信できるように設定変更できます。
左:iPhone版右:Android版 iPhone版LINEの場合は、「ホーム」タブの設定ボタン[]から[トーク]を選択します。あとは「改行キーで送信」をオンにすればOKです。 Android版LINEの場合も、「ホーム」タブの設定ボタン[]から[トーク]を選択し、「Enterキーを送信」をオンにすることで設定完了します。
左:改行/Enterキーから送信できるようにした場合右:そうでない場合 キーボードの改行/Enterキーをタップすると、すぐメッセージが送信されるようになります。短文でメッセージを送る派には重宝する機能でしょう。 ただ、すぐにメッセージが送れて便利な反面、1つのメッセージ内で改行ができなくなる点には注意が必要です。
その10:送信できなかったメッセージを自動で送信させる
通信環境などの問題で、一時的にLINEで送ったはずのメッセージや画像が送信できないことがあります。そんなときに「自動送信」設定をオンにしておけば、手動で送信し直さなくても、問題が改善したら勝手に再送信してくれます。
自動送信と聞くと、あらかじめ送信時間を設定しておき、その時間にメッセージが自動で送られる「送信タイマー」的な機能を想起しますが、残念ながらそれはできません。通信エラーや不具合等によるメッセージの未送信をサポートする機能にとどまります。 手順は「ホーム」タブの設定ボタン[]から[トーク]を選択。「自動再送」の項目をオンすれば完了です。