インスタグラムでは、新機能の追加や不具合の修正などのアップデートが随時おこなわれています。アプリの調子が悪いと感じたり、友達が使っているインスタの機能をなぜか自分は使えなかったりするときは、利用中のInstagramアプリのバージョンが古いことが要因かもしれません。 本記事では、今さら聞けない「Instagramアプリをアップデートする方法」をiPhoneとAndroidスマホ向けにそれぞれ解説。また、手動でアップデートをおこなう手間が省ける「自動アップデート」設定や、うまくアップデートできないときの対処法も紹介します。
Instagramアプリをアップデートすべき理由
インスタグラムは、機能の改善や新しいコンテンツの追加、不具合の修正などのアップデート(バージョンアップ)を頻繁におこなっています。バージョンが古いままのアプリを使っていると、特定の機能が使えなかったり、セキュリティ上の脆弱性を放置してしまったりと、さまざまなトラブルを招きかねません。 アプリのアップデートは、従来とデザインや使い勝手が変わることもあるため、それらを回避したい人もいることでしょう。しかし、今後もインスタを使っていくなら、アップデートを避け続けるのは問題です。特に、セキュリティ関連のアップデートを放置することはリスクを伴います。 以降では、Instagramアプリを最新バージョンにアップデートする手順をiPhoneとAndroidスマホそれぞれで解説します(自動アップデートの設定方法については後述)。
Instagramアプリをアップデート(更新)する方法
自分のInstagramアプリが最新バージョンにアップデート済みかどうかを確認し、必要であればアップデートを実行する方法を解説します。
iPhoneの場合
iPhoneでは、「App Store」から各アプリのアップデートが可能です。
まずは「App Store」のアイコンをタップします。
続いて、画面右上に表示される人型アイコンから、自分のアカウントページを開きます。アカウントページには、端末にインストールしたアプリのアップデート状況などが表示されています。 スクロールして、Instagramアプリの横に[アップデート]ボタンがある場合は、タップしてバージョンアップを実行しましょう。[開く]と表示されている場合はアップデート済みであることを示しており、現在利用中のInstagramアプリは最新版です。
Androidスマホの場合
Androidスマートフォンでは、「Google Playストア」から各アプリのアップデートが可能です。
「Google Playストア」を開き、ホーム画面上の丸いアイコンまたはメニューボタン[]をタップし、[マイアプリ&ゲーム]を開きます。
端末にインストール済みアプリのアップデート状況などが表示されます。スクロールしてInstagramアプリの横に[更新]ボタンがあるなら、タップして最新バージョンにしておきましょう。 [開く]ボタンの場合はすでにアップデートが完了しており、利用中のInstagramアプリは最新バージョンです。
アプリを自動アップデートする設定も便利
アプリを自動的にアップデートする設定がオンになっていれば、ストアにその都度アクセスして手動で更新する必要はありません。ここでは、アプリの自動アップデート設定のオン・オフを切り替える方法について、iPhoneとAndroidスマホ向けにそれぞれ紹介します。
iPhoneの場合
端末の「設定」アプリを開き、[App Store]をタップします。
「Appのアップデート」がオンになっていれば、アプリの自動更新は有効です。また、モバイルデータ通信の項目にある「自動ダウンロード」をオフに設定すると、Wi−Fi接続時にのみアップデートが実行されます。 アプリの自動アップデートによるメリット・デメリットについて、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。 iPhoneアプリを勝手に更新させない、自動アップデートをオン/オフする方法
Androidスマホの場合
「Google Playストア」アプリを開き、画面上の丸いアカウントアイコンをタップ。メニューの中から[設定]をタップします。
[全般]→[アプリの自動更新]の順にタップしてください。 Wi−Fi接続時にのみアップデートを自動的に実行する「Wi-Fi経由のみ」、モバイルデータ通信でも更新をおこなう「ネットワークの指定なし」のいずれかから任意のものを選択します。これで自動更新の設定は完了です。 Androidアプリを勝手にアップデートさせない、自動更新をオフにする(止める)設定方法
アップデートできないときの対処法
Instagramアプリがうまくアップデートできないときに考えられる原因や、試したい対処法をまとめました。
すでに最新バージョンになっていないか確認
すでにアプリバージョンが最新になっている可能性があります。前述の手順でアップデート状況を確認し、「開く」ボタンが表示されているかどうかを確認してみましょう。
Instagramアプリを再起動する
Instagramアプリをいったん終了して再起動することで状態が改善され、アップデートがうまくいく可能性もあります。
iPhone 11Proの画面 iPhoneでは、画面下端を上方向にスワイプさせるか、ホームボタンをダブルクリックしてマルチタスク画面を表示させます。 ここでインスタグラムを画面上方向にスワイプすれば、アプリを終了させられます。再びInstagramアプリをタップして起動し、アップデートを試します(アプリを起動せず、終了後にすぐアップデートを試してみてもよいでしょう)。
Android端末の画面左:ホーム画面下端を上スワイプ右:ナビゲーションバーの[□]ボタンをタップ Androidスマホでは、ホーム画面下端を上にスワイプし、画面中ほどで指を離さずに一度止め、そのあとにすぐ指を離します。または、画面下部のナビゲーションバーにある[□]ボタンをタップし、マルチタスク画面を表示させてください。 あとは、インスタグラムを上方向へスワイプすれば、アプリが終了します。再度Instagramアプリをタップして起動し、アップデートを試してみます(アプリを起動せず、終了後にすぐアップデートを試してみてもよいでしょう)。
Wi-Fiなどの通信環境を見直す
通信環境が不安定な状態などインターネット接続に問題があると、データの取得に失敗したり、ダウンロード(アップデート)に時間がかかったりします。 モバイルデータ通信を使っているときは、通信速度制限にかかっていたり電波が悪いところにいないか確認してみましょう。できるだけ、自宅などの安定したWi-Fi環境下でアップデートを実行するのがおすすめです。
Instagramアプリを再インストールする
Instagramアプリを一度削除し、再インストールすることで不具合が解消されるケースもあります。アプリを消しても、アカウントが削除されるわけではありませんが、再インストール後にログイン(アカウント情報の入力)する必要が生じます。アカウント情報を確認したうえで実行してください。 Instagramアプリのアンインストール(削除)について詳しくは下記の記事で解説しています。