Google Reader はRSSリーダーの「デファクトスタンダード」。しかし残念なことに、Google Reader は2013年7月にサービスを終了する予定となっているのだ。 そこで、今から代替アプリを探しておきたい。Google Reader ユーザーならば、操作や機能ができるだけ近いものを選びたいだろう。そこでおすすめなのが「Feedly」だ。
登録済みのサイト情報を引き継ぎ可能
最大の売りは、Google Reader との親和性。Google Reader に登録したサイトを Feedly に簡単に移行できる。Feedly から Google のアカウントを使ってログインすれば、登録済みのサイト情報をそのまま引き継ぎ可能だ。Feedly を使い始める際、サイトを一つずつ登録し直す手間はかからない。 ブラウザと連携する点も Google Reader に似て映る。Firefox や Chrome、Safari といった主要ブラウザ向けのプラグインを用意。これらを適用すれば、PCやタブレット等のブラウザからサイトを Feedly に直接登録できる。ブラウザを使って気になるニュースサイトを Feedly に登録し、後でスマートデバイスを使って収集したニュースをチェックするといった使い方が可能になる。
使い方はシンプル。登録したカテゴリ・項目ごとに最新情報が届く仕組みだ。メニューをフリックすれば、記事を参照可能。未読ニュースを識別する機能を備え、最新記事の読み忘れを防ぐよう配慮する。 多言語対応のため、初回起動時には日本語以外の記事が表示されてしまうが、日本語サイトや関心の高いテーマを登録するなどしてカスタマイズすれば、気になる記事だけを集約できるようになるはずだ。 そのほか、TwitterやFacebookといったSNSにサイト情報を投稿したり、Webサイトに「しおり」を付けたりする機能なども備える。