また、ラベル検索(label:)は汎用性が高く、使い勝手が良い検索コマンドです。Gmailの検索コマンドにはさまざまな演算子が用意されていますが、その中でも利用頻度が高い「in:」や「is:」の代わりに使えるためです。 さらに重要なのが、「label:」を「l:」に短縮できる点。「label:unread」ではなく「l:unread」で済むので、コマンド入力時間を節約できて便利なわけです。

となると、「unread」などのラベルにも短縮形が用意されているのではないか、気になるところでしょう。結論から言えば、いくつかのラベルにはショートカットが存在し、ラベル検索をキーボード4打鍵で入力することが可能になっています。Enterキーを押すことも含めれば5打鍵で未読メールを抽出できる計算になります。

以下、利用可能なラベル検索のショートカットです。これらはGmailの公式ヘルプページでは特に触れられておらず、隠し機能扱いになっています。 Gmailの検索コマンド全般については下記記事を参照してください。

Gmailで知らないと損する10種類の検索コマンド──フィルタ作成にも便利

なお、ラベル検索のショートカットはGmailのAndroidアプリとiPhoneアプリでは利用できないようです。

Gmail                     5              - 86