NTTドコモとエイベックス通信は4月2日、定額動画配信サービス「dビデオ powerd by BeeTV」をリニューアルするとともにサービス名を「dTV(ディーティービー)」に変更すると発表しました。「dTV」は4月22日にスタートします。 また、ドコモからdTV専用端末「dTVターミナル」も発売されます。

dTVに進化

dTVへのリニューアルによって、コンテンツのおすすめ機能を追加。視聴履歴やユーザー属性により、おすすめコンテンツをアプリのファーストビューに表示します。 アプリのユーザーインターフェースには「ザッピングUI」を採用しています。おすすめ画面で一番上に表示されている動画を自動再生させることで、テレビのチャンネルをザッピングするように動画を見つけることが可能。エイベックス通信取締役の村本理恵子氏は「リサーチによれば、6割以上のユーザーは選んだり探したりするのに負担を感じている」と語り、IBMと共同開発したレコメンドエンジンによるサービスの進化を強調しました。

コンテンツ面では、『進撃の巨人』実写ドラマ3部作の独占配信などプレミアムコンテンツの拡充に注力していく方針。会員数460万人のサービス基盤を活かし、国内事業者やNetflixやhuluなど海外の有力サービスと競争する2015年となりそうです。 関連:dTV、「進撃の巨人」の実写ドラマを独占配信 主演は石原さとみ

dTVターミナルによってテレビで視聴しやすく

dTVターミナルは、Android 4.2搭載のテレビ専用端末。HDMI端子のあるテレビでdTVやdアニメストアなどの動画コンテンツを簡単に視聴できるようになります。製造はHuawei。販売価格は7,538円(税込)となっています。

dTVアプリとdTVターミナルは、クリップ機能(お気に入り機能)や視聴しているコンテンツの再生時間、視聴履歴などを同期しており、スマホとテレビを行き来して同一コンテンツを楽しむことが容易になっています。 dTVターミナルの発売日は4月22日を予定。本日からドコモショップとドコモオンラインショップで事前予約受付を開始しています。

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