KDDIは2020年1月28日、「au WALLETアプリ」を「au PAYアプリ」に改称するともに、金融サービスに強い「スーパーアプリ」化する方針を発表しました。 まず、2020年2月4日より「au WALLET」アプリのサービス名称が「au PAYアプリ」に変わります。これまでau PAYはau WALLETアプリ内の決済サービスとして位置付けられていました。au PAYは今後、決済サービスのサービス名にとどまらず、決済・コマースサービス全般のブランド名、ひいてはauの金融サービスの入り口となるスーパーアプリの名称としての扱いに格上げされます。これに伴い、プリペイドカードやクレジットカード、少額ローン、ショッピングモールのサービス名が「au PAYブランド」を冠した名称に順次変更されます。 また、au PAYアプリの決済機能の拡充のため、2020年3月中に請求書支払い機能が追加されるほか、au PAYカードによるオートチャージが2020年度上期中に提供される予定。毎月の電気料金のおつりで自動的に資産運用ができる「おつり投資」も2020年3月中にリリースされます。さらに今後は、飲食店の事前注文やタクシーの配車などの手続きをau PAYアプリ内で完結できるサービスなどを提供していくとしています。 「スーパーアプリ」といえば、同じくスマホ決済サービスの「PayPay」がスーパーアプリを目指すことを2019年10月に打ち出しており、今春よりローンや保険、投資などの金融サービスを提供すると発表しています。

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