Bloombergが報じたところによると、AppleはSamsung社製の端末が筐体デザインに関する「少なくとも10件の知的財産権を侵害している」と主張している。先日販売差し止め命令が取り下げられた「Galaxy Tab 10.1」およびSmasung製スマートフォンの多くが該当するという。 当日、Samsungが10月に提訴した、3G通信関連の特許侵害によるiPhoneおよびiPad 2の販売差し止めを求めている裁判の審理が行われていた。 この裁判は来年3月に結審する見通しで、Apple側の弁護士は「準備が間に合わないため、Appleにとって不公平」として結審の延期を求めていたが、11月に退けられていた。 このため、今回の新たな提訴は時間を稼ぐ目的で起こしたとの見方もできる。 判事は、この提訴を受けて、Appleの(結審延期に対する)要求に対する決定を延期し、別の公聴会を2月3日に開催すると発表している。 既に世界各国の裁判所で行われている両社の訴訟合戦。 オーストラリアのものだけでも、ここに記載した経緯の続きが何行目かになっている。今後どこまで続くのだろうか……。

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