この記事では初めてでもApple Pencilを活用できるように、対応機種からペアリング、充電、さまざまな機能の使い方までわかりやすく解説します。 いま買える新しいiPadは、すべてApple Pencilを利用できます。iPad 第9世代のみがApple Pencil 第1世代に対応し、他のモデルはすべてApple Pencil 第2世代を使います。 ただし、互換性はないので異なる製品では書けません。たとえば、iPad Air 第4世代に安価なApple Pencil 第1世代を組み合わせても書けないのです。 なお、Apple Pencil(第1世代)に付いてくるアダプターを使って、Lightningケーブル経由で充電したり、市販の充電スタンドなどを利用したりすることもできます。 Apple Pencilをつける位置には、目立たないマークがあります。磁石で強く付く部分が該当します。 電池残量をいつでもチェックするには、ウィジェットを追加しておくと便利です。なお、ウィジェットによる電池残量のチェックはApple Pencil(第1世代)でも可能です。 なお、Apple Pencil 第2世代は、ペンの軸をタップすると筆記用のペンと消しゴムなどを切り替えられるのが大きな違いです。 クイックメモは、標準のメモアプリのフォルダとして管理できます。もちろん、不要なメモの削除や他のフォルダへの移動も可能です。 メモなどの文字入力で使う際には、Apple Pencilのパレットで「A」マークのスクリブルを選択してから文字を手書きします。間違えたときにはぐちゃぐちゃとなぞれば消すことが可能です。感覚的にテキストを入力して編集できるのが素晴らしく便利です。 ペアリングが不要なので気軽に使えて、書き味もかなり快適です。筆圧検知には対応していないのでそれなりの違いはありますが、こだわりが少ないなら十分でしょう。 紙と違って保存性が良いので、何百ページ分のノートでも保存して持ち歩けます。タブレットというと、スクリーンキーボードをタッチして記録するのが一般的ですが、Apple Pencilがあれば慣れ親しんだ「書く」という記録方法が追加されるわけです。もちろん、お絵かきにも便利に利用できます。