2015年10月1日、Apple Musicの無料トライアル期間が終了するユーザーが出てきています。3ヶ月間の試用期間が経過したためです。 ところが、購読(課金)の自動更新をオフに設定しているにもかかわらず、期間の"終了"後でもApple Musicを利用できるという声が散見されます。 なぜ、トライアル期間が"終了"したにもかかわらず、依然として利用できてしまうのか。 — オジオン (@tuulee33) 2015, 9月 30 — みつごごイカ#vid (@mitsugogo) 2015, 9月 30 — Maririn(にゃんこ) (@nyan_ko_12) 2015, 9月 30

理由1:日時表示は米国時間

まず考えられる理由は、本当はトライアル期間が終了していないから、というもの。 iTunesの購読機能における日時表示は、日本時間ではなく米国時間(太平洋標準時、PST)が採用されており、日本時間で期限が到来したように見えても17時間の時差がある米国時間基準では期限が到来していません。 たとえば、日本時間の7月1日1時(米国時間6月30日8時)にトライアルを開始した場合、トライアル終了は日本時間10月1日1時(米国時間9月30日8時)になります。つまり、記事冒頭の画像のように購読管理画面で「2015年9月30日に終了」と表示されていても、その表示は米国時間での9月30日なのであり、日本時間では10月1日に終了するわけです。

理由2:バグ?

もうひとつ理由として考えられるのは、Apple MusicもしくはiTunesのバグ。 筆者の購読管理画面でも、終了日時が「2015年9月30日に終了」と表示されたり「2015年10月1日」と表示されたりしていたので、何かしらのバグが発生している可能性があります。 楽曲のストリーミング再生とダウンロード再生ともに、無料トライアル期間の厳密な終了時刻を過ぎてもしばらく利用できていたので、使用できる期限には一定の幅を持たせているのかもしれません。

継続しないなら自動更新をオフに

いずれにせよApple Musicは自動更新型の課金システムとなっているため、継続利用する予定がないならば自動更新をオフにしておくことが必要です。 Apple Musicの解約方法、料金の無料期間はいつまでなのか