この記事では、無料の録音アプリを5つ厳選し、それぞれの特徴やおすすめ利用シーン、独自の機能などについて詳しく解説します。 他にも、ボイスレコーダーアプリによって以下のような特徴があります。
音質やファイル形式を変更できる スキップや倍速など、再生する際に便利な機能がある 音声ファイルの編集ができる 文字起こしなど独自の機能がある ウィジェット配置などで録音したい状況にすぐに対応できる
自分の使いたい場面に合わせて必要な機能を持つアプリを選択しましょう。以降では各アプリの特徴や機能、使い勝手をまとめています。 データをトリミングして必要な部分だけを保存できますが、その際に元のファイルが削除されないのも高ポイントです。他アプリとの共有はもちろん、PCへの転送も可能。オールマイティーな活躍が期待できます。 ファイル形式は「WAV形式」と「AAC形式」の2種類、サンプリング周波数は8000Hz~192000Hzの7段階から調節できるほか、ステレオ/モノラルの変更やマイク感度の調節なども可能です。なお、録音後のファイル形式変換にも対応しています。 赤い「録音」マークを押すとすぐに録音が開始され、スピーディーさが求められる場面でも速やかに操作できます。録音中にアプリからホーム画面に戻ってもバックグラウンドで録音は継続されているので、録音しながら他アプリを使うことも可能です。 ファイル名をタップすると音声が再生され、10秒・60秒スキップや0.5倍~2倍の6段階での再生速度変更などがおこなえます。ここからファイル名の変更も可能です。 選択した部分を残したい場合と消去したい場合のどちらにも対応でき、さらに元のファイルが消去されることはなく、オリジナル音声と編集済みの音声は別々に保存されます。 iCloudに保存されたデータは雲のマークがつくのでわかりやすいでしょう。また、削除したファイルは「最近削除した項目」にまとめられ、復元も可能。間違えて消してしまっても安心です。 ウィジェットから簡単に操作できるので、アプリを起動しなくてもホーム画面からのスムーズな録音が可能です。有料版ではGoogleドライブなどへの自動アップロード機能やカスタムビットレートなど便利な機能が追加されますが、無料版も日常的に必要とされる機能は十分兼ね備えています。 アプリから録音を開始した場合、録音中の状態でホーム画面に戻ってもバックグラウンドで録音が継続されます。 マイクの種類やファイルフォーマット(WAV、AAC、AMR)、サンプリングレートなどを選択でき、音質は「高」「中」「低」の三段階から設定可能です。用途や端末のファイル容量によって細かくカスタマイズできる仕様になっています。 有料版である「簡単ボイスレコーダー Pro」(398円)を購入すると、音声ファイルの編集やクラウドへの自動アップロード、カスタムビットレートなど、さらに高機能なボイスレコーダーとして活用できます。無料版でも追加課金のアップグレードをすれば、5分以上の録音を文書変換できたり、ダークテーマを含むテーマパックが利用できたりするようになります。 余計な機能は不要で、日常のちょっとした音声記録に使えるシンプルなアプリを求めている人に最適でしょう。 「一時停止」をタップすると録音は一時停止し、そこから再開することも可能です。画面下部のIIをタップすれば録音は終了します。音声データのファイルはWAVE形式のみ。高音質で残したい音声データを保存するのに向いています。 同じ画面から編集をタップすれば、ファイル名の変更やファイルの削除ができます。 音楽や英会話の録音よりは、会議や打ち合わせなどの用途に向いているアプリと言えるでしょう。 録音の形式はMP4(AAC)形式のみ。ホーム画面から録音を開始すると、話した音声が自動で文字に書き起こされます。専用の文字起こしアプリなどと比較すると精度は低いですが、録音内容を振り返る際にとても重宝します。 書き起こされた文章はその場で削除することもでき、任意の場所に「区分け」「TO DO」「お気に入り」の3つのタグをつけたり、メモを挿入したりできる機能も搭載されています。 録音時にタグだけつけておき、後に音声データを確認する際タグにメモを追記する、という使い方も可能です。また、検索バーに単語を入れて検索するとその単語がどこで発せられたのかがわかる機能などもあり、音声データの内容を効率的に振り返りたい場合に便利です。 音声ファイルはメールやLINEなどで共有できます。文字起こしの内容を全てコピーして外部ファイルに出力することも可能です。 音声データの再生音量がアプリ上から変更できるほか、AirPlayを通じて外部スピーカーから再生することもできます。 直感的に使えるわかりやすい操作設計のため、編集機能を重視する人に向いているアプリといえるでしょう。 音質は11kHz~44kHzの4種類から選択可能。ファイル容量や求める音質のレベルから録音の設定を選択しましょう。うまく録音できないときにマイクの感度を手動で調節することもできます。 編集内容はその場で確認でき、保存したデータは元データに上書きされずに別データとして保存されます。