そこで本記事では、スマホやパソコン、iPadなど端末別にLINEの設定画面の開き方をサクッと解説。初級ユーザー向けに設定画面でできることについても紹介します。 1点だけ注意が必要なのが、設定ボタンは「ホーム」タブを開いているときしか表示されないこと。「トーク」「VOOM」「ニュース」「ウォレット」の各タブを開いている状態ではボタンが現れない仕様です。 「トーク」や「ホーム」などほかのタブに変更しても設定ボタンが表示され続ける仕様なので、一度確認したら迷うことはないでしょう。 そのほか、あまり利用する機会はないかもしれませんが、ここからLINEアカウントの削除(退会)もできます。 パスコードロックのオン・オフを選択できるほか、知らない人から勝手に友だち追加されたり、スパムなどの迷惑メッセージが送信されたりしないように、LINE上で繋がる相手の範囲を変更できます。 ただし、年齢確認ができるのはNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの各キャリアのほか、LINEモバイル、ワイモバイルなど一部の格安SIM(MVMO)やサブブランドの回線に限られます。年齢確認サービスを利用できない回線もあるので注意しましょう。 [今すぐバックアップ]をタップして手動でバックアップできるほか、「毎日」「3日に1回」「2週間に1回」「バックアップしない」などから自動バックアップの頻度を選べます。 また、「トークのバックアップ」ではPINコードも設定できます。PINコードはバックアップを復元する際に利用する番号です。原則として、トーク履歴のバックアップを取るにはあらかじめPINコードの設定が必要です。 すべてのトーク履歴を引き継ぐには前述の「トークのバックアップ」が必要で、異なるOS間では15日以上のトーク履歴を引き継ぐことはできません。 「アカウント引き継ぎ」がオンの状態だとアカウント乗っ取りの危険性が高まるため、なるべく引き継ぎの直前に設定をオンにしましょう(36時間経過すると自動でオフに切り替わります)。間違ってオンにしてしまったら、すぐオフに切り替えれば問題ありません。 具体的には、機種変更時に購入済みのスタンプを再ダウンロードしたり、いらなくなったLINEスタンプを削除したりといった操作が可能です。 通知では、基本の通知設定から通知音の変更、個別に通知をオン・オフする設定まで、かなり細かく自分好みにカスタマイズできるようになっています。 うまく活用することで、通信量の節約もできるでしょう。 また、友だちリストから非表示にした友だちを再表示させる設定(非表示リスト)や、キャッシュを削除する設定もここからおこなえます。 設定できる項目はiPhoneとAndroidで異なり、特にAndroid版LINEでは、音質やビデオ通話の画質なども細かく調節できるようになっています。そのほか、LINE通話の着信音の変更も可能です。 これは、携帯電話や固定電話の番号を入力して格安(もしくは無料)で電話をかけられるサービスです。気になる人は、設定のLINE Outからアクセスしてみてください。 また、広告を見ることで制限時間内であればLINE Outを無料で使える「LINE Out Free(ラインアウトフリー)」もここから利用できます。 Android版LINEでフォントを変更する場合、LINEアプリではなく端末の設定アプリから設定をおこないます。詳細は以下の記事を参照してください。 設定の一覧から[LINE Labs]を選択し、「カスタムフォント」をオンに切り替えましょう。これで設定メニューに「フォント」が追加されるはずです。 なお、これらの機能をオンにすると、意図しない相手まで友だち追加されてしまう可能性があるので、設定を変える場合は慎重におこないましょう。 そのほか、LINEでブロックしている人や非表示にしている友だちの確認・復活(解除)もおこなえます。 LINE VOOMのトップに「人気の投稿」「おすすめの投稿」を表示するかどうかもここから選択できます。 ブロックリストでは、LINEのブロック設定とは別にアバターのブロックリストを管理できます。ここでブロックした友だちには、あなたのアバターは表示されません。 たとえば、iPhoneのショートカットアプリを経由して、「〇〇さんとトーク」などの画面にiPhoneのホーム画面やウィジェットから直接移動できるようになったり、Twitterなどから画像を保存する際にLINEの友だちが表示され、直接転送できるようになったりします。 Android版LINEではこのようにLINEアプリ内の設定からおこなえますが、iOS版LINEでは端末の「設定」から操作する必要があります。 iOS版とAndroid版で利用できる機能は異なりますが、2022年10月現在、トークリストのフォルダ分け機能やトークルーム内での検索機能、ミュートメッセージ機能、カスタムフォント機能(iOS版LINEのみ)などが提供されています。 設定の「LINE Labs」項目から各種機能を有効にしておくことで、これらの機能を利用できるようになります。