そこで本記事では初級ユーザー向けに、Fire TV Stickで実現できることをはじめ、現在販売中のシリーズ各製品(第3世代Fire TV Stick/Fire TV Stick 4K Max/第3世代Fire TV Cube)の違いやおすすめモデルを紹介。そのうえで、Fire TV Stickのテレビ接続など初期設定や、便利な使い方について解説します。 Fire TVでスマホの画面をテレビにミラーリングする方法は後述します。 iPhoneの画面をテレビに映す(出力する)方法まとめAndroidスマホをテレビに接続して画面を映す3つの出力方法 Fire TVでのWebブラウザアプリの使い方については後述します。 4K映像の出力には対応していないものの、使えるアプリやFire TVとしての機能は他のモデルと変わりません。4K映像の出力に対応しているテレビを持っていない人や、映像と音響の質よりもコスパを重視したい人におすすめのモデルです。Alexa対応音声認識リモコンも付属します。 4K映像出力に対応しているテレビを持っている人は、第一選択とすべきモデルです。また、Fire TV Stick(第3世代)との2000円の差がさほど気にならないようであれば、現時点で4K映像対応のテレビを持っていない人でも、将来的な買い替えの可能性を踏まえ、このモデルを選択してもよいかもしれません。 4K映像を楽しむための諸条件や、必要な設定、トラブルシューティングなどは下記記事で詳しく解説しています。 Fire TV Stick 4K購入時の注意点──通常版との違い、4K映像が見られる条件・設定は? 普段から家の中でAlexaを利用する機会の多い人にはおすすめのモデルです。オクタコア2.0GHzプロセッサで、Fire TV Stick 4K Maxの2倍パワフルになっており、コンテンツの再生もサクサクおこなえます。とはいえ、Fire TV Stick 4K Maxとの価格差は1万3000円。4K画質で映像コンテンツを楽しみたいというだけであれば、Fire TV Stick 4K Maxのほうが格段に出費を抑えられます。 テレビで映像コンテンツを楽しむニーズよりも、スマート家電としてのニーズを満たしてくれるかが購入の決め手になりそうです。 すべての機種が対象になるわけではなく、また割引率もその都度異なりますが、参考までに過去開催されたFire TVシリーズのセールをまとめました(この他に実施されている可能性もあります)。 Fire TV StickのHDMI端子を、HDMI延長ケーブルの差込口に取り付ければOKです。 Fire TVのソフトウェアアップデートがある場合は、Wi-Fiへの接続が完了した後に自動的にアップデートが開始されます。 ただし、機能制限の設定は後からでもできるので、セットアップ時はスキップしても問題ありません。機能制限の設定方法などの詳細は後述します。 以上で、Fire TVのセットアップ作業は完了です。 使いたいアプリが決まっている場合は、この画面から一括で選択してダウンロードしたほうが手間が省けます。もちろん、スキップしても後からアプリのダウンロードは可能です。 Fire TV StickでYouTubeを視聴する方法 iPhoneのミラーリングに必要な有料アプリ「AirReceiver」でもミラーリングは可能ですが、今回は無料アプリの「AirScreen」を使用したミラーリングの方法を紹介します。 続いて、キャストできるデバイスの一覧が表示されるので、先ほどアプリで表示されていたFire TVのデバイス名を探して選択し、確認メッセージで[今すぐ開始]をタップすれば完了です。 「セッションのタイムアウト」は、Fire TVがスリープしたときなど、現在のセッションが切断された後に再び成人向けコンテンツへの制限がかかる設定です。常に成人向けコンテンツの制限を解除しておきたい人は、オフに設定しておきましょう。この設定変更にはPINコードを入力する必要はありません。 Fire TV Stickで機能制限を設定する方法──購入制限や視聴制限で子どもがいる家庭でも安心 このほか、Fire TV Stickの付属リモコンの詳しい使い方は下記記事も参照してください。 Fire TV Stickのリモコンが反応しないときの対処法 便利設定やスマホのリモコン化も解説 問題の原因を特定するのは容易ではありませんが、気軽に試せる対処法の代表格がFire TV Stickの再起動です。Fire TV Stickを使い続ける上で、覚えておいて損はない操作です。